横浜市中区にある「山下公園」。横浜を代表する観光地の一つであり、港町横浜ならではの、潮風を感じられる公園です。みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩3分ほどであっという間に到着します。
見どころいっぱいのスポット

みなとみらいエリアや、氷川丸、マリンタワーに横浜ベイブリッジなど、横浜の主要な観光地を一望できてしまう、なんとも贅沢なスポットです。

散策するもよし、のんびりと海を眺めるもよし。ぜひお気に入りの過ごし方を見つけてくださいね!
日本初の臨海公園の誕生

1923年に発生した関東大震災により、横浜港一帯は壊滅的な被害を受けました。外国人居留地であった山下町には、石造りや煉瓦造りの建造物が多くありましたが、それらは震災で倒壊。
市街地に山積した瓦礫を処理するために、もともと遊歩道を整備する予定だった海側が埋め立てられました。
こうして誕生したのが山下公園です。1930年の開園以来、市民の憩いの場となっています。
横浜の歴史を感じながら園内を散策

山下公園には、横浜の歴史を感じられるスポットがいくつかあります。まずはこちら。
じっと海を見つめる少女。「赤い靴はいてた女の子像」です。
横浜の港から渡米するはずだったのですが、結核に冒されてしまい、海を渡ることなく9歳でこの世を去った「きみちゃん」という少女がモデルといわれています。

園内を散策していたところ、ユニークな記念碑を発見しました。ZANGIRI(ざんぎり)という文字が確認できます。
「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。これは文明開化推進のため、政府がざんぎり頭(ちょんまげを落とした髪型)を推奨する中で生まれたとされる流行歌です。
なぜ横浜でざんぎり頭?
それは、日本でも散髪が流行するだろうと予見した日本人髪結師が、外国船の西洋理髪師から技術を習得し、現在の中華街あたりに初の理髪店を開業したからなんです。

「かもめの水兵さんの歌碑」です。この童謡は1937年に発表され、2007年には日本の歌百選にも選ばれました。親しみやすいメロディーと、かわいらしい歌詞が特徴ですね。
歌詞は山下公園のカモメに由来するそうですよ。ちなみに、真っ白なユリカモメは渡り鳥なので、秋頃まではお目にかかれません。カモメの水兵さんに会いたい方はあしからず!
芝生エリアでレジャーを楽しもう

訪れた日は平日だったので、人が少なく時間がゆったりと流れていましたが、休日にはレジャーシートを敷いてくつろぐ家族連れでにぎわいます。

シャボン玉を楽しむちびっこや、お散歩中のワンちゃんたちも頻繁に見かけます。芝生エリアが広いので、ピクニックにはもってこいですね。

公園中央にあるこちら。姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴ市寄贈の噴水「水の守護神」。公園のシンボルです。
バラ園は必見!1900株のバラに癒やされる

毎年春と秋には「未来のバラ園」にバラが咲き誇ります。色とりどりのバラは、来園者の目を楽しませてくれます。
この日は平日にもかかわらず、たくさんの人でにぎわっていました。

一言に「バラ」といっても、品種によって全く趣が違います。
園内のバラはなんと約160種類!横浜には他にも「バラ園」がありますが、圧倒的な規模を誇るのはこの山下公園です。
うれしいことに入園は無料!バラの芳醇な香りを楽しみながら、のんびり散策してみましょう。

フォトスポットもたくさんありました。
今回はバラ園の様子をお届けしましたが、山下公園では年間を通して多くの植物を目にすることができます。春には枝垂れ桜やカラフルなチューリップ、秋は山下公園通りのイチョウ並木が圧巻の美しさです。
こんな楽しみ方もあります

最後に、海に面した公園ならではのお楽しみがあることをお伝えしようと思います。目を凝らして、海面をじーっと見つめてみてください。
なんと魚の群れを見られることがあるんです!小魚から、それなりに大きな魚まで。見られるかどうかは運次第!
子どもから大人まで、誰もが楽しめる山下公園。ぜひ週末にお出かけしてみてくださいね。
山下公園
住所:神奈川県横浜市中区山下町279
アクセス:JR京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」から徒歩約20分
みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約3分
横浜市営バス8、11、58、148系統「JR桜木町駅前」→「中華街入口」バス停から徒歩約3分
横浜市営バス26系統「JR桜木町駅前」→「山下公園前」バス停から徒歩すぐ
TEL:045-671-3648(横浜市都心部公園担当)
開園時間:24時間
駐車場:あり(222台)
















