今回は藤棚商店街にある、酒屋さん「三河屋かみや」本店を紹介します。
横浜には六角橋商店街など、いくつか有名な商店街がありますが、藤棚商店街は横浜を代表する商店街の一つです。この商店街にある老舗、三河屋かみやは、1914年に愛知県三河地方から上京した創業者の神谷光右エ門氏が横浜の地で創業した100余年の歴史ある酒屋さんです。
わが家にとって欠かせないリカーショップである、三河屋かみやの魅力をお伝えします。
県内で3店舗を展開、60以上の蔵元と提携
三河屋かみやは神奈川県内に本店をふくめて3店舗を展開しています。驚いたのは、日本酒、地酒だけでも日本全国60以上の蔵元と提携しているとのこと。
藤棚商店街にある本店では、日本酒、焼酎からワイン、ウイスキー、クラフトビールと非常に幅広いお酒を取り扱っています。横浜はクラフトビールがたくさんありますが、当店ではビールもたくさん取り扱っています。
お酒についての要望や疑問があれば、店員のみなさんが相談にのってくれて、充実の商品ラインナップの中から最適なお酒を提案してくれます。
本店以外には、横浜駅の「CIAL横浜ANNEX店」、海老名駅の「ViNA GARDENS PERCH店」を展開しています。
CIAL横浜ANNEX店では、併設の角打ちコーナーがあり、日本全国の銘酒を楽しむことができます。藤棚商店街まで来るのは少し大変という西区住民のみなさんも、CIAL横浜ならアクセスも抜群ですね。写真はCIAL横浜ANEEX店の様子です。
ウイスキー、ワイン、そして神奈川の地酒。地元密着の老舗の酒屋さん
私が三河屋かみやを発見したきっかけは、妻から頼まれたおつかいでした。その時は横浜西区に引っ越して2か月程度が経った頃で、妻がママ友を自宅に招待するので、おいしいワインを頼まれました。
そこで藤棚商店街で見つけて以前から気になっていた三河屋かみやを訪れてみました。一歩お店に入るとお酒が所せましと並んでいます。ラインナップがとても充実しており、ウイスキーや、さまざまなワイン、そして日本酒。おつかいでワインを一本買うつもりが、自分用の日本酒も買ってしまいました。
そこから常連となったわが家ですが、最近は海外出張に行く際のお土産として神奈川の地酒をよく買っています。
世界でも日本酒が大ブームなので、海外のお客さんや同僚には「SAKE」を持っていけば、すぐに仲良くなれます。海外でも入手できるブランドではつまらないので、三河屋かみやで海外や空港では入手できない地酒を調達します。
先日の海外出張では神奈川の地酒「箱根山」を買って、東南アジアに持っていきました。ディナーの時にお客さんと一緒に楽しみましたが、みなさんフルーティで芳醇な味わいのトリコになっていました。
せっかく持って行ったお土産が相手に刺さらないと残念ですし、逆に大事なお客さんに気に入ってもらえたら商談のモチベーションもさらに上がりますよね。今回も、とても助かりました!
横浜西区の下町にしてオシャレに進化する藤棚商店街
さて、三河屋かみやがある藤棚商店街とはどのようなところなのか、少し紹介しますね。藤棚商店街は西区、京急戸部駅エリアから相鉄西横浜駅エリアにまたがる歴史ある商店街です。西区といえばランドマークタワーを中心とした「みなとみらい」地区が有名ですが、藤棚商店街はJR京浜東北線の線路の反対側の住宅エリアにある商店街です。
願正寺のお膝元で、参道的な位置づけもあり、縁日などのイベントも多い商店街です。藤棚商店街はレトロなだけではなく、どんどん進化している商店街です。橋本環奈主演のドラマ、「王様に捧ぐ薬指」のロケ地にもなったんですよ!
スーパーやお惣菜屋さんなど日用品が手に入るだけなく、個性的かつ本格的なカフェから三河屋かみやのような地元の老舗まで、知れば知るほど魅力があふれる商店街なのです。三河屋かみや本店は相鉄西横浜駅から徒歩9分ほど。藤棚商店街でぶらりと散歩を楽しみながら、今晩の一杯を探しにいらしてみてはいかがでしょうか。
三河屋かみや本店
住所:神奈川県横浜市西区中央2-12-2
アクセス:京急本線「戸部駅」から徒歩約14分
相鉄本線「西横浜駅」から徒歩約9分
TEL:045-321-6212
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日(日曜・祝日は不定休)