今回紹介するのは、横浜市神奈川区の「三ツ沢公園」です。
さまざまな運動施設を有する運動公園として有名な公園ですが、実は散策にもおすすめの公園。神奈川区に住んで10年の私が、三ッ沢公園の魅力をお届けします。
横浜駅からもアクセスできる「三ツ沢公園」

横浜市営地下鉄ブルーライン三ッ沢上町駅から徒歩約15分ほどの場所にある三ッ沢公園。園内の北側端に位置する「わんぱく広場」までは、駅から徒歩約5分ほどで行くことができます。
また、横浜駅からバスでアクセスも可能です。市営バスまたは相鉄バスに乗車し、三ツ沢総合グランド入口停留所で下車すれば、「陸上競技場」や「球技場」に行くのに便利です。駐車場も3か所あるので、車での来園も可能。
大きな公園なので、園内の目的地に応じてアクセス方法を工夫するのがおすすめです。
公園の大きさは東京ドーム6個分!
公園の敷地面積は約29万㎡。なんと東京ドーム約6個分にもなる広大な敷地です!

Jリーグの横浜FCチームのホームスタジアム「ニッパツ三ツ沢球技場」や、日本陸上競技連盟第2種公認の「陸上競技場」。さらに横浜市で唯一の「馬術練習場」や「テニスコート」、「平和記念体育館」など、さまざまな運動施設が併設。
運動施設のほかにも、園路には本格的なトリムコースが設置され、小さな子どもが遊べる遊び場や、青少年野外活動センターなどもあります。
まるで植物図鑑!自然豊かな園内
横浜市内でも有数のお花見スポットとして人気の三ッ沢公園。園内には多くの差楽の木が植えられており、「桜山」と呼ばれる桜に囲まれた広場もあります。

撮影した4月上旬は、ちょうど桜がキレイに咲いていました。風が吹くと桜吹雪が舞い、その光景に思わずうっとりと見入ってしまいます。わが子もヒラヒラと舞う桜の花びらにニコニコ。
桜以外にも季節の植物がたくさん。

子どもと「あれはなんのお花かな?」と楽しみながらのお散歩です。秋にはドングリや松ぼっくりを見つけることもできますよ。
小川や池を見つけることもでき、涼やかに散策ができます。

今回初めて馬術練習場にも行ってみたのですが、なんと近くの木にリスを見つけました!以前はハクビシンと思われる動物を見たこともあり、園内にはさまざまな生態系が存在しているのかもしれません。
みんなが楽しめる憩いの場
広い園内には、レストハウス(休憩所)が3ヶ所。休憩スペースとトイレはもちろん、更衣室と自動販売機もついています。

管理センターにもなっている第一レストハウスは、カフェと複合遊具まで併設した充実ぶりです!
トイレはレストハウス以外にも園内各所にあり、オムツ替え台が設置されているところもあります。これは小さい子連れで行く時にはとてもうれしい設備ですよね。
いろいろな所にベンチがあるのも、私的にはうれしいポイント。ちょっとした時に座って水分補給をしたり、子どもとお花を見たり、鳥たちのさえずりを聞いたり、小川のせせらぎを感じたり…それだけでマイナスイオンを全身に感じて癒されました。
子どもの遊び場は、園内に5か所。複合遊具やブランコ、砂場などがあり、一日中遊んでいられるほど。
お子さん向けの遊具以外にも、大人用の健康器具まであるんです。

すべり台を繰り返しすべる子どもや、年配の方が身体を動かしている姿を園内ではよく見かけます。みなのびのびと楽しそうに過ごしている姿が印象的です。
トリムコースではジョギングやウォーキング、犬の散歩をしている方の姿も見られます。

メインコースは、1周1,350m。ショートコースは1,000mです。アップダウンのある所もあるので、なかなかいい運動になります。
コース途中にある「○○m」で、自分の頑張りを目で見て感じられます。

以前は、この公園で朝のジョギングをしていたので、この看板はとても重宝しました。
取材をしながら、改めてじっくりと過ごすことができた「三ッ沢公園」。
来るたびに横浜の真ん中であることを一瞬忘れてしまう、新しい発見をさせてくれる公園です。

園内はスロープや広い道が多いので、ベビーカーや車椅子でも安心して入れます。訪れた日も、車椅子やベビーカーでいらっしゃっている方が多くいました。お子さんからご高齢の方まで、幅広い年代が楽しめるステキな公園です。
ここでの楽しみ方は人それぞれ。今回ご紹介した場所や楽しみ方も園内のほんの一部に過ぎません。ぜひみなさんも三ッ沢公園へ足を運んで、自分なりの楽しみ方を見つけてみて下さいね。
三ツ沢公園
住所:神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町3-1
アクセス:ブルーライン「三ツ沢上町駅」徒歩約15分
TEL:045-548-5147(受付時間9:00-17:00)
駐車場:あり