鶴見区|映画『ゴジラ』に登場!「リンデンバウム」のパン

鶴見駅からバスで約15分。「上末吉郵便局前」で降りると、道路を挟んだ反対側に黄色い看板が目に飛び込んできます。

それが、今回ご紹介するパン屋さん「リンデンバウム」。おいしさはもちろん、素材選びにも丁寧に向き合っているお店です。

映画にも登場したリンデンバウムのパン

バスの中からでもすぐ分かる、黄色で「リンデンバウム」と書かれた看板が目印です。

リンデンバウムとはドイツ語で、菩提樹の木を指す言葉。店内に入ると、レンガの柱があり、どことなくドイツの雰囲気がただよいます。

お釈迦様がその下で説法をなさったとされる菩提樹。人が集まり、人が育ち、生命が育っていく……そんな願いが込められているそうです。

上の棚には食パンやバターロール、デンマーク食パン、下にはデニッシュやメロンパンが並びます。

店内にはこのお店のパンが使われた、映画『ゴジラ-1.0』のポスターもありました。

水へのこだわりがすごい!

さっそく、ご主人の舟久保勝男さんにお話をうかがいました。御年75歳には見えないほどお元気です。

髪は染めておらず、睡眠時間は1日3時間ほどだそうで、思わず驚いてしまいました。

舟久保さんが見せてくださったのは、水の入った2つのビン。左にはサビていたボルト、右にはクリスマスローズの生花が入っています。

ボルトの入ったビンを逆さにすると、サビがゆっくりと沈み、もう一方の生花はみずみずしい状態を保っていました。

2005年の愛知万博で、巨大緑化壁の管理にも活用された「FFC元始活水器」。そこを通した水は、食品や植物の状態を保ちやすい環境をつくるといわれています。

リンデンバウムでは、この水を仕込みに使用。素材と同じように水にもこだわっています。

容器を持参すれば、この水を分けてもらうことも可能。

舟久保さんは「健康の基本は水」と話し、同じ考えのもとで素材選びもしているそうです。

見せてもらった舟久保さんの手は、とてもなめらかで印象に残りました。

国産小麦粉・無添加・天然酵母

パンの主原料である小麦粉には、国産の古代小麦(アインコーン)を使用。香ばしさと自然な甘みが楽しめます。

奇跡の木と呼ばれるモリンガを使った食パンや、古代小麦のカンパーニュなども並びます。

リンデンバウムのパンはすべて無添加。PH調整剤(防腐剤)、乳化剤は使われていません。

イーストフードを使わず、長年育ててきた自家製の天然酵母で発酵。バターや卵、牛乳を使わないシンプルな配合も特徴です。

お店を紹介した新聞記事には「送料がかかっても買いたくなる」と書かれていました。

サンドイッチに使われている自家製マヨネーズは、国産鶏「さくら」や「もみじ」の卵を使用。どちらも流通量が少なく、その時々でいずれかが使われています。

カレーソースやカスタードクリームも自家製。保存料を使用していないため、卵を使った製品は当日中に食べるよう案内がありました。

素材の味を活かしたパン

塩はタスマニア産。自然豊かな環境でつくられた、希少な塩を使用しています。

水、小麦粉、自家製発酵酵母、塩。シンプルな素材だけで焼き上げたパンは、見た目以上にずっしりとしていて、少量でも満足感のある食べごたえです。

キムチチーズ、シメジピザなどめずしい組み合わせやピザパン、焼きカレーパンなど、お総菜パンも充実。

クランベリーブレッドと黒米食パンは、鶴見だけの逸品「つるみみやげ」に選ばれているそうです。

クッキーやガーリックトースト、ラスクなどもありました。

このクッキーは余ったパンを崩して焼かれていて、砂糖の代わりにさつまいもが使われているとのこと。

購入したパンを紹介

今回、私が買った4種類のパンを順番に紹介しましょう。

こちらは、エンドウ豆パン。カットするとエンドウ豆の存在感のある断面があらわれました。

左は、木の実のデニッシュ。濃厚な甘い香りがただよい、ドライフルーツがぎっしりと詰まっていました。

右はお土産にいただいたパン粉です。

余ったパンはこうしてとことん食べられる形にするのがリンデンバウム流。

カレンズライ。 カレンズは、ドイツ語で小粒のブドウを意味し、干したブドウのほかにクルミも入っていました。

こだわりの食パン。

どのパンも手にすると、手のひらに密度の濃さが伝わってきました。特に食パンには今まで感じたことのないどっしりした重みと質感があります。

何よりいずれのパンも袋に入って閉じられているのに、豊かな香りが鼻をくすぐりました。

予約も通販もオーダーメイドも可能

レジ脇には、無人のときに鳴らすベルが。振るとカラカラと、かわいらしい音が響きます。

リンデンバウムのパンは、売り切れが心配な方には予約・取り置きが可能。遠方の方には通販にも対応しています(別途送料あり)。

日本各地にファンが多く、パンの消費量が多いことで知られる京都からの注文もあるそうです。

また、カロリーや体調に配慮したい方に向けて、オーダーメイドにも対応。希望に合わせたパンを焼いてもらえるのも魅力のひとつです。

気になった方は、ぜひ一度訪れてみてください。店内が無人の際は、レジ脇のベルを鳴らせば、舟久保さんが笑顔で迎えてくれますよ。

リンデンバウム
住所:神奈川県横浜市鶴見区上末吉5-3-22
アクセス:JR京浜東北線「鶴見駅」から車約15分、
京急本線京浜急行線「京急鶴見駅」から車約15分
TEL:045-583-3858
営業時間:9:00-18:30
定休日:日曜日、祝日
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。