鶴見駅西口から歩いて4分ほどのところにある「ベルナールかもしだ」というパン屋さんのご紹介です。
お店の入り口上とガラス扉に”BERNARD”の文字。
そしてお店の前に、”ベルナールかもしだ”と控えめに書かれている小さな立て看板があるのが目印です。
どこにも”パン屋”とか“ベーカリー”とは書かれていないので、知らない人はパッと見では、何のお店かわからないかもしれません。
知る人ぞ知る、鶴見で長年親しまれている街のパン屋さんです。
種類の多さと安さにびっくり!
今回は、パンが大好きな娘を連れて保育園帰りに伺いました。
お店に入るなり、おいしそうなパンの香りに包まれます。
一面に並んだパンを見て「パンだー!」と大喜びの娘。
パン屋さんに入った瞬間のこの感じ。私もテンションが上がります。
平日の午後、夕方近くには商品の種類が少ないパン屋さんも多いですが、こちらはかなり多くの種類がありました。
ぐるっと見渡せるくらいの広さの店内には、女性の店員さんが1人。作業所も奥に見えることから、自家製パンのお店のようです。
お店の方が笑顔で迎えてくれて、トングを持ちたがる娘に優しく話しかけてくれました。
甘いスイーツ系からお惣菜パンまで種類豊富にあり、選ぶのに迷ってしまいます。
パン屋さんでパンを選ぶ時のワクワク感はなんとも言えないものがあり、昔から大好きな時間です。
最近『パンどろぼう』の絵本がお気に入りの娘は、迷わず食パンをチョイス。
まるまる1斤の食パンがとてもおいしそうで魅力的でしたが、今回は6枚切りにしました。
他には、ビーフカレーパンとミルクフランスを購入。
合計で700円でお釣りをもらえてしまうくらいのお値段で、その安さに驚きです。
他にも、小倉あんぱん155円・フランク180円・リングドーナッツ110円など、全体的にお財布に優しいお値段のパンといえるでしょう。
ちなみに、今回は残念ながら売り切れでしたが、ベルナールかもしだのブリオッシュ豆パンは『つるみみやげ80選』にも選ばれている名品だそうなので、次回はぜひ食べたいです。
どのパンも食べごたえ抜群
さっそく、次の日の朝ごはんにいただきました。
娘は待ちきれないようで、キッチンに来ては「パンちょうだい。パンちょうだい。」とつまみ食い。
みんなで食べ始める頃には半分の量になっていました。
その後もおかずそっちのけで、おいしそうにパンを頬張っていました。
ミルクフランスは帰り道に娘が大事そうに抱えていたので、少し曲がってしまいましたが、元はきれいなまっすぐの形で並べられていました。
中のミルクが甘すぎず、パンもちょうど良い硬さでとても食べやすく、ビーフカレーパンは少しスパイシーですが辛くなく、少し温めておいしくいただきました。
食パンもしっとりとしていてそのままでも十分おいしく、優しいお味です。
どれもおいしくて食べごたえがあり、お腹も心も大満足。
ごちそうさまでした。
鶴見の街のパン屋さん
「ベルナールかもしだ」ではパンの他に、コロッケやお弁当も売られています。
パンに挟んであるものやサンドになって販売している揚げものはよく見かけますが、中身の揚げものを単体で売っているのはパン屋さんでは珍しいです。
お店の周りには大学や塾・病院やオフィスなども多いので、お昼ご飯や夕飯用に買って行かれる方も多いのでしょう。おかずが1品あるだけで、ご飯を作る側としては心にも時間にも余裕を感じられますよね。
朝は8時から開店していて、閉店は19時半とかなり長い時間お店が開いています。
お店の方のお話では、朝・昼・夕の時間帯でお店が混み合うようなので、ゆっくり選びたい方は間の時間を狙って行くことをおすすめします。
私が訪れた際、先にお客さんが1人いて、入れ替わるようにまた別の方がいらして、どちらもサクッと買って行かれたので常連さんなのかなという感じがしました。
そして夕方にもかかわらず、奥から新しい焼きたてのパンが出てきて、これからの時間も来店するお客さんが多いことがうかがえます。
クオリティが高く、リーズナブルなパン屋さん「ベルナールかもしだ」。
創業35年近くにもなるそうで、長い間地元の人々に愛され続けているお店です。
鶴見駅から近く、西口エリアはパン屋さんが少ないのでとても貴重です。
お店の近くには鶴見大学歯学部の付属病院や總持寺があり、通院や参拝の帰り道に寄る方も多いようです。鶴見駅の近くにいらした際には、ぜひ「ベルナールかもしだ」のパンはいかがでしょうか。
ベルナールかもしだ
住所:神奈川県横浜市鶴見区豊岡町5−16 鴨志田ビル
アクセス:JR京浜東北線・JR鶴見線「鶴見駅」西口から徒歩約4分
TEL:045-581-1105
営業時間:8:00-19:30
定休日:日曜日