元町・中華街駅|カジュアルに本格中華を味わえる「鳳林」

横浜市中区に住む魅力のひとつは、いつでも気軽に本格中華を味わえること。
中でも私のおすすめのお店の1つが、東急みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩約3分の場所にある横浜中華街の「鳳林(ほうりん)」です。
中華街の關帝廟通り(かんていびょう)にあり、JR京浜東北線・根岸線の石川町駅からでも徒歩約10分ほどで行くことができます。

観光地のにぎわいの中にありながらも、どこか落ち着いた雰囲気があり地元の人々に親しまれているお店です。今回はその「鳳林」でランチをいただいたので、ご紹介します。

店内の落ち着いた雰囲気とあたたかい接客

鳳林の店内は、木の温もりを感じさせるシンプルで清潔感のある内装です。壁際には座り心地の良いソファ席が並んでいます。

訪れた日はお昼でしたが、観光客だけでなく地元の方が食事を楽しんでいました。店員さんも気さくで明るく、常連のお客さんと店員さんがお土産のやり取りをしているるアットホームな姿も。
初めて訪れる人でも安心できる雰囲気の良さは、住んでいると何度でも訪れたくなります。

メニュー豊富で選ぶ楽しさも魅力

メニューの豊富さも鳳林の魅力。麺類からご飯類、スープ、一品料理やデザートなど、多種多様なラインナップです。

壁に掲げてある黒板にはその日のおすすめ料理が書かれており、

  • 毛鹿サメの姿煮(27,500円)
  • 石焼き麻婆モツ(1,980円)
  • 蒸し鶏の中華風サラダ(1,320円)
  • ナスの炒め(マーボー・甘みそ)(1,760円)

といった、豪華な一品からリーズナブルな一品まで、バリエーション豊かな料理が並んでいます。

麺類やごはん類のメインメニューも豊富です。

ほかにも「車エビの甘辛炒め」(2,640円)や「自家製チャーシュー」(1,980円)、「やわらか蒸し鶏」(1,980円) などの一品料理もたくさん。どれも食欲をそそるラインナップです。
季節ごとの素材を活かしたメニューも多く、来るたびに新しい味に出会えるのも魅力ですね。

幸せな気分になれる絶品の料理

そんな豊富なメニューの中からこの日は、

  • カニチャーハン(990円)
  • ネギそば(990円)
  • コーンスープ(1320円)

デザートに

  • 杏仁豆腐 (495円)
  • なめらか杏仁(495円)

以上の5点を注文しました!

まずは「カニチャーハン」。

パラパラとほどよく炒められたご飯に、カニの旨味がしっかりと染み込み、噛むたびに香ばしさと優しい甘みが口いっぱいに広がります。
グリーンピースのプチプチとした食感がアクセントとなり、ひと口ごとに幸せを感じる一皿です。

こちらは「ネギそば」。

麺の上に山のように盛られた白髪ねぎがインパクト抜群。
ほどよい歯ごたえの細麺で、シャキシャキとしたネギの辛味とやわらかな細切りチャーシューの旨味と絶妙に絡みます。醤油ベースのスープはやさしくも奥深い味わいで、最後のひと口まで飽きずに飲み干せるうまさです。

そして中華の「コーンスープ」。

こちらは特大サイズなので、家族で取り分けるのがおすすめです。中華風のとろみがあり、優しいコーンの甘味とともにホッと身も心も温まります。

最後にデザート。

冷たくすっきりとした「杏仁豆腐」と、いちごソースがかかった「なめらか杏仁」。
杏仁の優しい甘さといちごソースの酸味が合わさって、食後の口の中を爽やかにしてくれました。

どれもとてもおいしかったです!気軽に本格中華を楽しめるのは、地元で暮らすからこその小さな贅沢ですね。

「鳳林」は観光地としての中華街だけでなく、日常の中でふらりと訪れることができる親しみやすさが魅力。外観は中華街らしい赤い看板が目印で、店先は落ち着いており、家族連れでも安心して利用できます。
特別な日には毛鹿サメの姿煮のような豪華な料理に挑戦したり、普段のランチやディナーではチャーハンやラーメンでお腹を満たしたりと、幅広い楽しみ方ができます。

散歩ついでや仕事帰りにふらっと寄ったりと、横浜中華街の味を気軽に楽しめることは中区の大きな魅力です。これから中区での暮らしを検討している方は、ぜひ「鳳林」のような温かい店で味わう食事の時間を想像してみてください。きっと生活に彩りが加わるはずです。

横浜中華街鳳林
住所:神奈川県横浜市中区山下町187
アクセス:東急みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約3分
連絡先:045-662-2225
営業時間:11:00-21:00(L.O.20:00)
定休日:水曜日
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。