鶴見区の商店街で見つけたパン屋さん「おじちゃんのパン工場」

今回紹介するのは鶴見駅西口から徒歩約10分、レアールつくの商店街にある「おじちゃんのパン工場」。

商店街に並ぶお店の中でも、ひときわ目を引く落ち着いた雰囲気が印象的です。

鶴見区に住んで6年が経つ私ですが、こちらのパン屋さんでパンを購入するのは今回が初めて。

ネット上では「リーズナブルでおいしい」「昔ながらのシンプルなパンが並んでいる」といったコメントが多く、パン好きの私はずっと気になっていました。

地域の生活に密着しながらも、外観からはおしゃれさが漂うこのお店は、街歩きの途中で立ち寄るのにもぴったりです。

落ち着いた雰囲気の店内と温かい接客

火曜日の11時過ぎ、店主のパン作りがひと段落した頃に訪問しました。

家屋を兼ねた店舗は外観こそ、こぢんまりとしていますが、レトロ感とおしゃれさがほどよく混ざり合い、どこか懐かしさを感じさせつつも洗練された印象です。

商店街の中にあっても、周囲の雰囲気に溶け込みながらもひと際存在感を放っています。

店内に入ると、パンの香ばしい香りがふんわり漂い、自然とワクワクしてきます。

この日レジにいたのは若い女性の店員さん。他のお客さんと楽しそうに会話しており、店内全体が和やかな空気に包まれていました。

店主の方とお話させていただいたのですが、とても気さくな方でイチオシのパンについて親切に教えてくださいました。

最近インスタも始められたとのことなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

駅から少し歩くため、訪れるのは主に地元の方々のよう。残念ながらイートインスペースはありませんが、お持ち帰りで楽しめるのが魅力です。

充実のラインナップとリーズナブルな価格

こぢんまりとした店内には、所狭しとさまざまなパンが並んでおり、見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれます。

パンは一つ一つ丁寧に袋に入れられていて、子ども連れでも安心して購入できる配慮がされていると感じました。

全体的にリーズナブルで、100円以下のパンもあるため、ついついたくさん買いたくなってしまいます。

ちなみに、お惣菜パン(ハンバーガー)は 300円前後、サンドイッチは280〜300円、パックは400円。

ベーグルは220円、ツイストは100円、クロワッサンやチョココルネは180円で、どれもお手頃価格でした。

昔ながらの懐かしいパンから、クロワッサンやチョココルネのような王道パンまで揃っており、幅広い世代に対応できる品ぞろえです。

実際に購入したパンと感想

レジ前に並んでいるこちらの甘食がこちらのお店イチオシだそうです。安いのでとてもおすすめです。

今回はメロンパン(180円)、クリームパン(180円)、甘食(プレーンと抹茶、それぞれ80円)の4つを購入しました。
家に帰ってさっそく、お昼ご飯としていただきました。

クリームパンは想像以上にずっしりとしており、半分に割ると中からたっぷりのクリームがあふれ出します。

甘さは控えめで、クリームパン好きでも満足できるボリューム感。これまで食べた中でも特にクリームがたっぷり入ったパンで、食べ応えがありました。

メロンパンはふんわりやわらかく、優しい甘さが口いっぱいに広がります。

サイズの割に食べ応えは十分ですが、重くなく、あっという間に食べられてしまう軽さも魅力。メロンパン好きには特におすすめです。

甘食は翌朝の朝食にいただきました。シンプルで懐かしい味わいが口に広がり、優しい甘みで朝食にぴったりでした。
甘食の抹茶の見た目はプレーンと大きな違いはありませんが、口に入れると抹茶の風味がしっかり広がります。

抹茶のほろ苦さと甘食ならではの優しい甘さがあり、大人も子どもも楽しめる味わい。プレーンと食べ比べるのも楽しい一品でした。

お店は商店街の中に位置しており、周辺にはカフェやレストランなどさまざまなお店があります。

平日のお昼でも人通りが多く、地域の人々に愛されている「おじちゃんのパン工場」。

営業時間は8:00〜19:00と長く、出勤前に朝食用のパンを買ったり、仕事帰りに立ち寄ったりすることも可能。会社員の方にも利用しやすいパン屋さんですよ。

おじちゃんのパン工場
住所:神奈川県横浜市鶴見区佃野町25-1
アクセス:JR京浜東北線「鶴見駅」から徒歩約10分
京急本線「京急鶴見駅」から徒歩約16分
TEL:045-575-5358
営業時間:8:00-19:00
定休日:木曜日
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。